3041(株)ビューティ花壇の空売りに失敗して追証払えないかも トンピン銘柄/相場操縦/仕手

3041(株)ビューティ花壇が先週9日より5連続のストップ高となり株価が暴騰。

熊本の生花卸会社。生花祭壇の企画提案・制作・設営。年間売上は50〜60億。純利益はよくて1億円程度。
上場会社としてはかなり小型。私は10年来当社の株主で、優待・高配当銘柄なので少し持ちながら、たまにスパイクするので一瞬上げたところで売却して回転させていた。
ここ数年ほどはほぼ200〜300円のレンジで推移していたので、今回もいつもの一瞬の上昇だと思い、初動で全株売却して、さらに空売りを入れてしまった。そこからもの凄く踏みあげられ15日月曜時点で1074円まで来た。夜間PTSでは翌日の値幅制限が4倍に拡大された高値いっぱいの2274円で約定している。平均400円で500株持っているので既に(2274-400)×500=937,000円の損失。ストップ高になってから知った株だったらリスクを負って参戦することはなかったが、下手に長年見てきた銘柄で注文も指値で入れっぱなしだったので初動で約定してしまった。


会社からは全く発表もなく、業績が何倍にもなるという思惑もない(15日引け後に決算短信が出たが、経常利益1.1億、純利益9000万と、特にサプライズもない。)。要するにこれは完全に仕手戦に突入。1単元3万円程度の株で通常であれば負うはずのなかったリスクを負ってしまった。ストップ高なので、買い戻そうと思って注文を入れても約定しない。損失が毎日倍増していくのを見ながらどうすることもできない。追証まであと一歩。一日中、冷や汗と動悸が止まらない。








日付 始値 高値 安値 終値 出来高 調整後終値*
2023年5月15日 1,074 1,074 1,074 1,074 74,700 1,074
2023年5月12日 674 674 674 674 107,300 674
2023年5月11日 574 574 574 574 16,400 574
2023年5月10日 409 494 401 494 2,640,000 494
2023年5月9日 332 414 332 414 1,549,900 414
2023年5月8日 335 339 332 334 13,400 334
2023年5月2日 327 339 324 339 13,000 339
2023年5月1日 330 330 323 327 7,800 327
2023年4月28日 325 335 324 327 16,400 327
2023年4月27日 315 342 315 330 80,900 330
2023年4月26日 315 315 313 315 6,300 315
2023年4月25日 313 314 312 314 5,100 314
2023年4月24日 313 315 312 313 9,300 313
2023年4月21日 310 314 309 311 6,700 311
2023年4月20日 312 312 310 310 2,700 310
2023年4月19日 313 313 309 312 13,700 312
2023年4月18日 316 316 309 312 20,200 312
2023年4月17日 307 314 304 314 10,600 314
2023年4月14日 309 312 309 309 17,600 309
2023年4月13日 304 308 304 308 8,300 308

「トンピン」こと山田亨(金融商品取引法違反(相場操縦)で大阪地検特捜部によって起訴、有罪判決確定、執行猶予中。)による仕手取引と思われる。

市場の浮動株は氏と同調する者によって既に買い占められ正常な値がつかない状態となっている。
しかしこのような根拠のない株価上昇は異常であることは言うまでもなく、どこかの時点で寄り付いた瞬間、手仕舞いとなり、値上がりを期待していた者の売りが殺到しストップ安を迎えると思われる。


Twitter
https://twitter.com/Tonpin1234


上記が最初の言及か。
三島まりこさんは、ビューティ花壇 専務取締役。



発行済株式数は5,076,000株だが、出来高は9,10日の2日間で419万株、四季報によると自己株や経営陣の持株で6割ほどを占め、浮動株は20%(100万株)しかない。既に既存の株主は手放して投機目的の取引者しか残っていないと思われる。


トンピンと言う仕手師のことも、小型株の信用売りが危険だと言うこともこの相場に捕まってから初めて知った。浮動株が100万株だとすると上昇前の300円で3億円くらいあれば市場に出回る株を買い占めることができるので売り物がなくなり天井知らずで上げることができる。相場格言の「買いは家まで、売りは命まで」とは頭に入っていたが、ラインを超えたところで損切りすればいいと思っていたし、こんなに急激に逃げ場のないまま上がり続けるとは思わなかった。買いから入れば1単元4万円が最悪1円になるまでだが、売りから入ると理論上は損失が無限に増えていく。後で必ず下がるとわかってはいても、どこまで膨らむかわからない含み損を抱えて損失が最大になったところで耐えられなくなり強制決済される恐怖もある。逆日歩が発生して持っているだけで費用が膨らんでいく。資金力も精神力も持たない。




東証証券取引等監視委員会にも通報し、後に起訴されるだろうが、それで私の損失が返ってくるわけではない。

市場の浮動株は既に買い占められ値がつかない状態となっていますが、寄り付いた瞬間手仕舞いとなりストップ安を迎えると思われます。
このような悪質な相場操縦、不公正取引を放置しては市場に混乱をもたらし、この銘柄は当分正常な取引が行えない状態となると思われます。
即刻売買を停止させ、当該買い占めている人物の摘発と市場への発表を行ってください。




大阪地検特捜部は今年3月、「トンピン」の名で個人投資家らに知られた相場師、山田亨(とおる)被告(48)を金融商品取引法違反(安定操作)の疑いで逮捕、起訴した。人為的な相場で投機的な売買を繰り広げる「仕手戦」を仕掛け、巨利を狙うとされる相場師。被告はSNSを駆使して「現代戦」に挑み、巧みに人の心理を操っていた。


(中略)


 仕掛けたのは、過去に何度も値上がりする銘柄を的確に予測し、SNS上で「トンピン」の名で通っていた山田被告。取り上げる銘柄は「トンピン銘柄」と呼ばれ、売買の動向は一部の個人投資家にとって注目の的だった。



 捜査関係者によると、被告は今回、次のような手口でもうけを狙った。


 (1)安価なニチダイ株を買い集める(2)SNS上でニチダイ株が注目株であると発信し、個人投資家の購入をあおる(3)個人投資家らがニチダイ株に群がり、取引が過熱(4)株価が上昇する(5)高値で売り抜ける-。


 こうした山田被告の行為は、相場の人為的な変動を禁じた金融商品取引法に抵触するものだった。


「俺は買うけどね」SNS駆使した相場師トンピンの手口(1/2ページ) - 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20210422-2QDAXYSGFJM45PSQYFCS7ONBW4/


「山田亨」のニュース一覧 - 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/persons/%E5%B1%B1%E7%94%B0%E4%BA%A8


株価不正操縦 男に有罪判決 「トンピン」のツイッターで注目集める:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASQ4Q5VZZQ4QPTIL011.html


”令和の相場師”トンピンを独占直撃!「400億円を稼いだ方法」 | FRIDAYデジタル
https://friday.kodansha.co.jp/article/251364