ビューティ花壇 5/9〜16の値動き ノンストップで494円から2274円まで

手痛い記録。まず、私のポジション整理。
15日の大引け後。この時点ではまだ保証金率にも余裕があったが、翌日もストップ高だと一気に株価が1074円から2274円と倍以上(通常の値幅制限300円が4倍となり1,200円上昇)となり追証が発生すると予測された(そして翌日株価はその通りに。)。


夜間取引で、利益の出ている現物株約100万円分を売却。現物株で貸株に出していた約300万円分を返却。他に未約定の買注文が約100万円分。保証金率が20%を割って追証が確定した後だと、(換金は2日後なので)売却金を追証に当てることができず翌朝までに入金が必要だそうだが、追証が出る前なので現金化に成功。これで一応余裕はできた。ただ余裕のできた保証金率で目一杯まで損失が膨らむのに耐えるのはさすがに怖い。このまま買い戻しできずに金曜日には損失が500万円に達する可能性すらあったので、この時点では。もともと売建てたのたった20万円なのに?

16日、売建中の500株中300株を損確することに。PTSで2274円で現物を買い付け、現渡し。




前回の記事についたブコメで皆さん好きなように言ってくれてますけど、まあそりゃ後から見ればそうですよ。基本的には信用売りのリスクを甘く見ていた私が悪いです。でもこんな値動き予想できませんよ。もともと乱高下するようなクソ株ではなく、ここ10年くらい高配当で1単元も安いので買いやすく安定していた銘柄だったのです。トンピンとかいう仕手が入らなければこんな動きするはずがないし、十分ロスカットできる範囲でしか売ってませんでした。

5月9日から16日の値動きを下に。


(株)ビューティ花壇【3041】:チャート - Yahoo!ファイナンス

9日 前日終値334から414円へ。最初に大きく動いた日。私の指値が引っかかって売り建てた日。最初は行ったり来たりしていたし、ストップ高に張り付くとも思っていなかった。
10日 チャートを見て分かる通り、寄り付きは弱く始まり、前場の早い時間にストップ高494円へ。まだトンピンなる仕手が入ったことも知らない。材料もなく翌日にはギャップダウンすると思っていた。
11日 574円
12日 674円
15日 1074円 値幅制限4倍100円→400円
11から15日は寄り付き前から買いが殺到し、出来高を見て分かる通り、大量の買い注文の中から比例配分で抽選に当選した人がわずかに大引けで買えたのみ。つまり、494円から次に2274円で寄り付くまではノンストップ。空売りをかけた人が損切したいと思っても、たとえ証券会社に強制決済されても、ほとんどが約定することができなかった。夜間PTSで一瞬の隙を突いて買えた人もいるようだが、まぁなかなか判断できないもの。
16日 ストップ高2274円で寄り付き。一時売りが出て2075円まで下がる場面もあったが、最終的に2274円ストップ高。翌日の値幅4倍は回避したが、まだまだ上げるつもりらしい。



コツコツ時間をかけて現物で稼いだ利益を、信用で失敗して吹き飛ばしてしまうことが多いので、まあ下手なんでしょうね、私。


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